ICSでは、金属の性質、利用目的に応じて、8種類の接合物質を利用し接合しています。
接合した製品には加圧によるリーク検査や光学顕微鏡による検査など品質にも万全を期しております。
 
 
 
一体では加工ができないとき。
一体加工では材料費、加工費がかさむとき。
溶接では難しい薄物の接合をするとき。
銅のような溶接の難しい材料を接合するとき。
部品点数の多い物を接合するとき。
溶接より変形を少なくしたいとき。
   
 
真空炉、雰囲気炉による炉中ろう付を主体。
フラックスを使用しない。
ろう付後連続して焼き入れを行う複合処理も可能。
小物から大型まで対応可能、最大:900W ×1400L × 760H。(14年2月予定)
異種金属のろう付け。
無酸化処理、ろう付後の後処理不要。
 
種 類 溶解温度範囲
ハンダ 70℃〜400℃
AuSn 280℃
銀ろう(Ag) 515℃〜880℃
リン銅ろう 720℃〜925℃
パラジウムろう 810℃〜1235℃
ニッケルろう(Ni) 875℃〜1135℃
金ろう(Au) 895℃〜1030℃
Cu 1083℃
上部の写真は銅とステンレス鋼を
銀ろうを使い接合した拡大写真です。
     
   接合した製品に対して、ICSでは下記の検査を実施し、
 製品の信頼性向上に努めています。
   
リーク検査
  加圧によるリーク検査(圧力・時間)、ヘリウムリークディテクター。
その他
  光学顕微鏡及びSEMによる観察、EDSによる成分分析。
 
 
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